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私が適応障害を発症した原因は?

londongirl.k

普段お仕事をされていて、ブラック企業でもなく、パワハラを受けているわけでもなく、望んだ仕事しているのにも関わらず、仕事のパソコンの前で体調が悪くなったりする方はいらっしゃいませんか?

もしかしたら、適応障害かもしれません。

  • 適応障害とは?
  • うつ病との違いは?
  • どんな対処法があるの?

適応障害とは?

厚生労働省のHPに記載がありましたので、引用します。

日常生活の中で、何かのストレスが原因となって心身のバランスが崩れて社会生活に支障が生じたもの。原因が明確でそれに対して過剰な反応が起こった状態をいう。

日常生活の中で起こった出来事や環境に対してうまく対処できず、心身に様々な症状が現れて社会生活に支障をきたす状態をいいます。ストレスの原因が明確であることが定義上重要となります。

症状はゆううつな気分、不安感、頭痛、不眠など、人によって様々ですが、仕事や学業などを続けたり、対人関係や社会生活を続けることに問題のある状態となります。これらは一般的には正常な人にも現れる症状ですが、適応障害の場合はそれを超えた過敏な状態となります。

治療にはまず原因となっているストレスを軽減し、心理的に回復させることが必要です。また、場合によっては薬物療法が必要なこともあります。

厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト

私は4月に部署異動があり、新しいエリアで仕事をしていました。心機一転頑張ろうと思っていても、本来やりたかったこととは違うことをやっていることもあってやる気も出ませんでしたが、お給料をいただく限りは与えられたタスクをこなそうとしていました。

しかし、思うように結果が出ませんでした。これは完全に私の責任だったと思います。失敗から学ぼうと自分なりに工夫をしていくも、良くなっていく兆しが見えませんでした。

そして、仕事の成果以外に悩んだことは職場でのコミュニケーションです。職場ではメインのコミュニケーションはチャットシステムを使っていました。「すごくネガティブに聞こえる」「情報が少なすぎる、もっと丁寧に」など違うポイントで毎日ダメ出しを受け、毎日謝ってばかりいました。チャットにはとても気を遣っていましたが、それでも細かい注意は消えることはなく、どうしたら気持ち良く答えてもらうことができるのか、そればかり考えていました。

そうこうしているうちに、一番最初に出た症状が不眠です。その後、頭痛。しかも毎日です。そして倦怠感。背中に石が入っているようで、背もたれがない椅子に座ることすらできませんでした。
仕事をするのが辛くなり、日曜日の夜の落ち込みようはひどいものでした。とにかく最低限の仕事だけしようとして、評価もどんどん落ちていきました。また、周りからの信頼もどんどん失っていきました。

また、とにかく気分が安定しませんでした。もともと女性はホルモンの影響があり、気分が下がってしまう時期はあるものです。しかし、そんなことは関係なく平日はとにかく落ち込み、涙が溢れていました。

うつ病との違いは?

適応障害の抑うつ症状とうつ病の症状は大変よく似ています。このサイトに違いが書かれてありましたので、紹介しておきますね。

適応障害とうつ病の大きな違いとして、ストレスから離れた時の抑うつ状態の持続が挙げられます。
うつ病の場合、ストレスから離れても抑うつ状態が続きますが、適応障害の場合、一般的には特定の辛いと感じる環境・状況から離れると症状が緩和されて、徐々に日々の生活に楽しみを見いだせるようになってきます。

神楽坂こころのクリニック

このクリニックのHPによれば、適応障害を放置していた結果、うつ病に進行してしまう例もあるようです。もしかして?と思われた方は、ぜひカウンセリングに行ってみてください。(それが簡単ではないのも私も承知しています。)

どんな対処法があるの?

適応障害は原因がストレスとはっきりしているので、まずはそのストレスを取り除くのが一番のようです。ですから、仕事内容や職場環境が原因の場合は、部署異動や配置転換を希望するのが手っ取り早いです。

しかし、全員が全員大企業に勤めているわけではありません。中小企業の場合、所属できる部署も限られています。私も中小企業に所属していたため、別部門に異動することはほとんど不可能な状況でした。だから転職しようと迷うことなく決められました。

また、私が所属していた企業は100人少ししかいなかったものの、20人から30人に一人くらいは体調を崩してしまう環境でした。(適応障害だけではなく、うつ病も含みます)一番よくあるバターンは、休職→退職です。80%を占めると言ってもいいかもしれません。その次は、チーム移動や部署異動です。最後に同じポジションに復帰となります。

中小企業の場合、復帰するにしても社内全員顔見知りであったりするので、難しいこともあるでしょう。部署異動しても、前のメンバーの顔を見るだけで思い出してしまい、辛くなることもあるかもしれません。結果的に退職している人が一番多いということは、やはり復帰へのハードルが難しいのかもしれません。私は、転職して環境を変えるという選択をしました。

今悩んでいるあなたにも、一筋の光が降り注ぎますように。

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ABOUT ME
Kaoru Matsuda
Kaoru Matsuda
日本で随一の雑談に特化した英会話スクールE-LABO代表
このサイトを運営しています、松田薫です。 私は小さい頃からイギリスが大好きで、日本を飛び出してロンドンで生活をしていたこともあります。 このサイトでは、起業の道のりや英語の勉強法について発信しています。
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